今回の記事は母比率の信頼区間についてです。正直よく分かっていないので、この記事を読む方は要注意です。
ちなみに、最近の楽しみは毎週土曜の19時から放送される第4回Abemaトーナメントを見ることです。
母比率とは
成功確率がである試行を回行うときに成功する回数をとすると、は二項分布に従う。このが母比率に対応する。
もっと簡単にいえば、母集団の比率のことです。
母比率の信頼区間の求め方
二項分布に従う確率変数の期待値と分散は、
となります。ここで、は試行回数、は確率です。
さて、がある程度大きいとき、中心極限定理から、はに近似できます。これにより、確率変数が二項分布に従う場合、を標準化したはが十分に大きい時は、
となります。ちなみに、二項分布に従う確率変数を標準化すると、
となります。
この時、標本比率は、から求められます。この標本比率を使って、を表すと
よって、は近似的に正規分布に従います。
抽出したサンプルサイズを、標本比率を、信頼係数をとすると、次の式から母比率の信頼区間を求めることができます。
ただし、はです。
さてここで、はの一致推定量(が大きくなれば、推定量がだんだんと真のパラメータに近づく性質)であり、nが大きい時にはほぼに一致すると考えられることからのをで置き換えることが可能です。よって、
まとめ
用語 | 意味 |
---|---|
母比率 | 成功確率がである試行を回行うときに成功する回数をとすると、は二項分布に従う時の |
母比率の信頼区間 | ただし、は |