前回、前々回では同時確率分布についてまとめました。
今回は、その同時確率分布の期待値と分散です。
はっきり言えば、前々回の記事とかとまとめればいい話だったのですが、そうするとかなり長くなってしまいそうで、記事が長くなると読む気も失せるだろうと思い分けました。
同時確率分布とは
確率変数が2つある場合に、それぞれの確率変数がとる値とその確率の分布を合わせて表したもの。
同時確率分布の期待値と分散
期待値
ある同時確率分布の確率変数を、として、
また、とが独立の時、
分散
ある同時確率分布の確率変数を、として、
ここで、Cov(X, Y)は共分散であり、次のように表せる。
また、とが独立の時、
より、
となる。
コラム:共分散を用いて表した相関係数
先ほど紹介した共分散を使って相関係数を表すと、
となる。
まとめ
本日のまとめです。
用語 | 意味 |
---|---|
同時確率分布の期待値 | |
とが独立 | |
同時確率分布の共分散 | |
とが独立 | |
相関係数 |
最近雑なアウトプットになってきたなぁ...。